写真はお客様に頂いたもの、スタッフが撮影したものをフェイスブック上にアップ予定。お楽しみに。
11月20日
この度、パラオスポートは絶海の孤島、パラオ南西諸島クルーズを催行。このクルーズはパラオ本島より南西へ300km~500kmに点在す4つの島「ソンソロール」「プルアナ」「メリル」「トビ」とフィリピンの世界遺産「トゥバタハリーフ」より大きな環礁「ヘレンリーフ」を周遊するスペシャルクルーズ。
パラオスポート号はゲスト22名、ダイブスタッフ6名、クルー10名を乗せてどんなクルーズになるのか期待を膨らませ23時に出航。マラカルから最初の目的地のソンソロールまで約300km、パラオスポートのスピードは約10ノット、約18時間の船旅になる。ソンソロール島到着は明日の午後5時頃の予定となる。ゲストは日本からの長時間に渡る移動の疲れか早々に就寝。明日からが楽しみですねぇ~。
11月21日
ひたすらパラオスポートは走り続ける。朝食後、スタッフ、ゲストは自己紹介。お名前、どこから来たのかと簡単なコメントをしてお互いを知るきっかけとなる。そのおかげか終了後も話が続き和気あいあい。
昼食後はゲストがそれまで撮ってきた水中ビデオ映像を音楽を付けて楽しく編集したものを鑑賞し大いに盛り上がる。
お昼寝する方、サンデッキで360度水平線の景色を眺める方、過ごし方は人それぞれ。
夕刻になり、やっとソンソロール島が見えてきた!ゲストはサンデッキから遠くに見える小さな「孤島」を眺め「ついに来たんだなぁ~」とこのクルーズを実体感した。
この日は早めに着けば1本のダイブをする予定だったが、到着が遅れたために島へ上陸することに。
ソンソロール島はドナルド、デウスの故郷でドナルドは6年ぶり、デウスは1年ぶりの里帰りとなる。昨年デウスは休暇を取り別の船で帰郷したばかり。島の住人はたったの18名。
島には日本の援助協力で衛星アンテナとソーラーパラ―発電機が設置してあった。衛星回線を使ってインターネットも出来るとのこと。生活水は井戸と雨水を溜めたもの。
先ずは島の小学校を見学。とても小さな学び舎でドナルドとデウスは、ここで学び育った。
次にデウスの生家、ドナルドの生家を訪れ、甘くて香り高いバナナをご馳走になった。
ドナルドが島で一番大きな樹木を紹介してくれた。その木は第2次世界大戦時に日本兵が木に登り、島周辺を監視するための監視塔として利用していたとのこと。樹齢が何百年か計測できないくらいに非常に幹が太くて背が高い木だった。
時間がなくて行くことが出来なかったが、もう少し足を延ばせば旧日本軍の機関砲があるという。
日が沈み、薄暗がりの中、島をあとにした。
夕食後、何やらダイブデッキが騒がしい。ダイブデッキに行ってみると島の人たちが、たわわに実ったバナナと高価なヤシガニをお土産に持って来てくれていた。それを見た島育ちのドナルドとデウスの野生心に火がついたのか懐中電灯を手にし、「俺たちも行くぞ!」と隣の島「ファナ」へ行きヤシガニ捕獲に奮闘。2時間後、ヤシガニ15匹を捕獲し大手を振って帰着。明日はヤシガニ・パーティ!
パラオスポートは23時、次の目的地の「プルアナ島」へ向けて出航!5時間の移動となる。
いよいよ明日から南西諸島でのダイビングが始まります!
11月22日
早朝プルアナ島に到着。ソンソロール島よりも小さな島でテンダーボートで島を一周すると5分足らずで回れてしまうくらい。
島の住人は10名足らず。
島の北側は大きなうねりがあるので潜るのは難しい。1本目は東側のポイントでダイブ。急なスロープの地形にはサンゴがぎっしりでとても綺麗だ。透明度は抜群に良く緩やかな流れの中をドリフトすれば、ウメイロモドキ群が煌びやかに通り過ぎて行く。ガイドがペットボトルをガリガリと鳴らしていると・・・なんと!大きなサメが深場から勢いよく垂直に上がってくるではないか!本島で見慣れているグレイリーフシャークよりもはるかに大きい頭をしていて・・・「こ、これはもしや、タイガーシャーク!?・・・頼むから体側に縞模様が入っていませんように・・・」ドキドキしながら体側の模様を確認すると、どうやら縞模様は入っておらず一安心。しかし!タイガーシャークの次に危険なサメとして知られる「ブルシャーク」和名で「オオメジロザメ」ではないか!体長は3m50cmくらいで、ずんぐりむっくりしているサメ。サメは近くまで来て我々を確認した後、何事も無かったかのように過ぎ去って行った。どうやら我々に興味がなかったらしい。ほっと一安心した直後、今度は2匹のシルバーチップシャークが我々の周囲をウロウロ泳ぎ回っていた。このサメは体長3mほどで、少々危険なサメとして知られている。10分ほどウロウロとした後は、どこかへ消えて行った。
シルバーチップシャークは2本目、3本目にも2匹ずつ出た。他には1mくらいのタマカイの子供が見られた。
プルアナ島、最後のダイビングとなる4本目の後半に流れが速くなってきた。「最後にパァ!っとスゴイものが出ればいいなぁ」と思いつつ安全停止に入っていると、出・出ました―!期待していたサメの群れ~!100匹以上のシルキーシャークの群れがゆっくりとダイバーたちの横を過ぎて行きましたー!大興奮です!
この度、パラオスポートは絶海の孤島、パラオ南西諸島クルーズを催行。このクルーズはパラオ本島より南西へ300km~500kmに点在す4つの島「ソンソロール」「プルアナ」「メリル」「トビ」とフィリピンの世界遺産「トゥバタハリーフ」より大きな環礁「ヘレンリーフ」を周遊するスペシャルクルーズ。
パラオスポート号はゲスト22名、ダイブスタッフ6名、クルー10名を乗せてどんなクルーズになるのか期待を膨らませ23時に出航。マラカルから最初の目的地のソンソロールまで約300km、パラオスポートのスピードは約10ノット、約18時間の船旅になる。ソンソロール島到着は明日の午後5時頃の予定となる。ゲストは日本からの長時間に渡る移動の疲れか早々に就寝。明日からが楽しみですねぇ~。
11月21日
ひたすらパラオスポートは走り続ける。朝食後、スタッフ、ゲストは自己紹介。お名前、どこから来たのかと簡単なコメントをしてお互いを知るきっかけとなる。そのおかげか終了後も話が続き和気あいあい。
昼食後はゲストがそれまで撮ってきた水中ビデオ映像を音楽を付けて楽しく編集したものを鑑賞し大いに盛り上がる。
お昼寝する方、サンデッキで360度水平線の景色を眺める方、過ごし方は人それぞれ。
夕刻になり、やっとソンソロール島が見えてきた!ゲストはサンデッキから遠くに見える小さな「孤島」を眺め「ついに来たんだなぁ~」とこのクルーズを実体感した。
この日は早めに着けば1本のダイブをする予定だったが、到着が遅れたために島へ上陸することに。
ソンソロール島はドナルド、デウスの故郷でドナルドは6年ぶり、デウスは1年ぶりの里帰りとなる。昨年デウスは休暇を取り別の船で帰郷したばかり。島の住人はたったの18名。
島には日本の援助協力で衛星アンテナとソーラーパラ―発電機が設置してあった。衛星回線を使ってインターネットも出来るとのこと。生活水は井戸と雨水を溜めたもの。
先ずは島の小学校を見学。とても小さな学び舎でドナルドとデウスは、ここで学び育った。
次にデウスの生家、ドナルドの生家を訪れ、甘くて香り高いバナナをご馳走になった。
ドナルドが島で一番大きな樹木を紹介してくれた。その木は第2次世界大戦時に日本兵が木に登り、島周辺を監視するための監視塔として利用していたとのこと。樹齢が何百年か計測できないくらいに非常に幹が太くて背が高い木だった。
時間がなくて行くことが出来なかったが、もう少し足を延ばせば旧日本軍の機関砲があるという。
日が沈み、薄暗がりの中、島をあとにした。
夕食後、何やらダイブデッキが騒がしい。ダイブデッキに行ってみると島の人たちが、たわわに実ったバナナと高価なヤシガニをお土産に持って来てくれていた。それを見た島育ちのドナルドとデウスの野生心に火がついたのか懐中電灯を手にし、「俺たちも行くぞ!」と隣の島「ファナ」へ行きヤシガニ捕獲に奮闘。2時間後、ヤシガニ15匹を捕獲し大手を振って帰着。明日はヤシガニ・パーティ!
パラオスポートは23時、次の目的地の「プルアナ島」へ向けて出航!5時間の移動となる。
いよいよ明日から南西諸島でのダイビングが始まります!
11月22日
早朝プルアナ島に到着。ソンソロール島よりも小さな島でテンダーボートで島を一周すると5分足らずで回れてしまうくらい。
島の住人は10名足らず。
島の北側は大きなうねりがあるので潜るのは難しい。1本目は東側のポイントでダイブ。急なスロープの地形にはサンゴがぎっしりでとても綺麗だ。透明度は抜群に良く緩やかな流れの中をドリフトすれば、ウメイロモドキ群が煌びやかに通り過ぎて行く。ガイドがペットボトルをガリガリと鳴らしていると・・・なんと!大きなサメが深場から勢いよく垂直に上がってくるではないか!本島で見慣れているグレイリーフシャークよりもはるかに大きい頭をしていて・・・「こ、これはもしや、タイガーシャーク!?・・・頼むから体側に縞模様が入っていませんように・・・」ドキドキしながら体側の模様を確認すると、どうやら縞模様は入っておらず一安心。しかし!タイガーシャークの次に危険なサメとして知られる「ブルシャーク」和名で「オオメジロザメ」ではないか!体長は3m50cmくらいで、ずんぐりむっくりしているサメ。サメは近くまで来て我々を確認した後、何事も無かったかのように過ぎ去って行った。どうやら我々に興味がなかったらしい。ほっと一安心した直後、今度は2匹のシルバーチップシャークが我々の周囲をウロウロ泳ぎ回っていた。このサメは体長3mほどで、少々危険なサメとして知られている。10分ほどウロウロとした後は、どこかへ消えて行った。
シルバーチップシャークは2本目、3本目にも2匹ずつ出た。他には1mくらいのタマカイの子供が見られた。
プルアナ島、最後のダイビングとなる4本目の後半に流れが速くなってきた。「最後にパァ!っとスゴイものが出ればいいなぁ」と思いつつ安全停止に入っていると、出・出ました―!期待していたサメの群れ~!100匹以上のシルキーシャークの群れがゆっくりとダイバーたちの横を過ぎて行きましたー!大興奮です!
シルキーシャークは外洋性のサメで、あまり沿岸域には近付かないサメとして知られているが、さすが南西諸島。しかも群れとして見られるなんて何とも幸運!
皆、興奮も冷めやらぬうちにパラオスポート号は次の目的地「ヘレンリーフ」へ向けて出航。約11時間の移動となる。
そして夕食。昨日大量に獲れた「ヤシガニ」を茹でたものを提供。ゲスト、スタッフの目の色が変わった。パラオ本島ではなかなか手に入らない高価なヤシガニだけに、その価値は非常に高いもの。どんぶりにたっぷりのカニみそを惜しげもなくヤシガニの身につけて食す方、お酒のおつまみにする方、ご飯にかけてカニみそ丼にする方、シンプルにカニの身を味わう方と楽しみ方は人それぞれ。皆さん一口一口噛み締めながら味わっていました。
夕食後、ヘレンリーフで見られるお魚講座を開催。パラオ本島では見られないカエルウオ「アクセルロッドクラウンブレニ―」スズメダイ「フィリピンスズメダイ」ギンポ「タテジマヘビギンポ」クマノミ「カクレクマノミ」「スパインチークアネモネフィッシュ」「セジロクマノミ」など紹介。明日へ向けての期待感が膨らむお魚講座でした。
皆、興奮も冷めやらぬうちにパラオスポート号は次の目的地「ヘレンリーフ」へ向けて出航。約11時間の移動となる。
そして夕食。昨日大量に獲れた「ヤシガニ」を茹でたものを提供。ゲスト、スタッフの目の色が変わった。パラオ本島ではなかなか手に入らない高価なヤシガニだけに、その価値は非常に高いもの。どんぶりにたっぷりのカニみそを惜しげもなくヤシガニの身につけて食す方、お酒のおつまみにする方、ご飯にかけてカニみそ丼にする方、シンプルにカニの身を味わう方と楽しみ方は人それぞれ。皆さん一口一口噛み締めながら味わっていました。
夕食後、ヘレンリーフで見られるお魚講座を開催。パラオ本島では見られないカエルウオ「アクセルロッドクラウンブレニ―」スズメダイ「フィリピンスズメダイ」ギンポ「タテジマヘビギンポ」クマノミ「カクレクマノミ」「スパインチークアネモネフィッシュ」「セジロクマノミ」など紹介。明日へ向けての期待感が膨らむお魚講座でした。
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