2011年11月30日水曜日

11月最終日

明日は12月。今年も残り1か月。
コロールの町並みはクリスマスの飾り付けが進んでいます。
日差しも、とてもまぶしいです。

今日のダイビングでは、ジャーマンチャネルでクリーニング中のマンタ2枚とギンガメアジやメアジの群れ、ジャーマンドロップではオビテンスモドキやイッテンタカサゴの群れがみられました。

本日のダイビング
1.ブルーコーナー
2.ジャーマンチャネル
3.ゲメリスコーラルガーデン
4.ジャーマンドロップ

まる


2011年11月29日火曜日

ヘレンリーフクルーズ報告 その2

ヘレンリーフクルーズの後半のレポートです。 テツのレポート、お楽しみください。

11月23日
早朝パラオスポート号は北緯3度のレンリーフに到着。パラオスポート号がダイブクルーズするフィリピンの世界遺産「トゥバタハリーフ」より大きな環礁で、リーフの縦の長さ約21.2km、幅約9.6kmになる。リーフの北側には砂地で形成された小さな島があり、物凄い数の海鳥たちが生息している。
島の大きさは潮の干満により変化するが、干潮時で長さ500m、幅100m程の非常に小さな島である。
昔はもっと大きな島だったが、近年の世界規模での環境変化により潮位が上がり、島が浸食されて現在のサイズになったという。
この島には4名住んでおり、パラオ人3名(内、女性1名)インドネシア人1名でヘレンリーフを監視しているレンジャーだ。
以前パラオスポートで働いていた元パラオ人スタッフが何故かここにレンジャーとして住んでいる。現パラオ人スタッフのクレイトンの従兄にあたるとのこと。
政府の定期船はないため、生活水は雨水を溜めて利用し、食料は完全自給自足の過酷な生活だ。
いよいよヘレン初ダイブ!リーフの北西側、北側、北東側は大きなうねりで潜るのは難しいので南側から攻めて行きました。
抜群の透明度の中、豪快なドロップオフを流し、お馴染みのペットボトルで「ガリガリ、ガリガリ!」深場から3匹のグレイリーフシャークが上がって来た。
胸ビレを縦にしながら威嚇行動。機敏に向きを変えて泳ぐ姿にちょっとドキドキ(汗)
暫く流していると昨夜のお魚講座で紹介された「アクセルロッドクラウンブレニ―」を発見!愛敬たっぷりのこのカエルウオ、黄色の個体は虎柄に見える。
他には白色、オレンジ色の個体も見られた。岩穴に入るわけでもなく、サンゴの上にちょこんと乗っている。そっと近寄れば、じっくり観察できるし、写真も撮れる。
辺りを見渡せば、ここにも!そこにも!あそこにも!いたる所に「アクセルロッドクラウンブレニ―」が!
かわいい子供の個体もたくさん見られ、サービス精神旺盛なカエルウオでした。
2本目は、リーフ南東側を潜った。少々張り出したリーフ「コーナー」では、ギンガメアジ群のトルネード!
グレートバラクーダやカンムリブダイの小群がガツガツとサンゴをかじりながらご飯を食べていました。カンムリブダイさん、そんなにサンゴを壊しちゃだめですヨ!
3本目はリーフ西側にあるチャネル周辺でのダイブ。上げ潮を利用してチャネル外側からエントリー。
ドロップオフを流しながらペットボトルを激しく鳴らすと・・・やはり出ました!グレイリーフシャークがわんさか集まって来ました!
大小合わせて8匹のグレイリーフが胸ビレを立てて機敏に泳ぎ、威嚇行動しながらダイバーの様子を見に来る。
でも、見たことがない泡を吐く物体に恐れを感じているのか、直ぐさまUターンして泳ぎ去ろうとする。
それではちょっと寂しいので、またペットボトルをガリガリ!サメはまた興味を示して寄って来る。それを何度も繰り返して遊んでいました。
その遊びをしている最中に騒がしさを察知して、今度は大きなイソマグロが来て周囲をウロウロ。それは、それはぶっとい胴体で、あとでつけたあだ名は「ブタマグロ!」
チャネルへ入り大小様々な魚を見ていると、マダラトビエイが前方を通過!シャッターを切る前に泳ぎ去って行きました。
4本目はリーフ内の北側へ本船を移動させ内海ダイブ。「スパインチークアネモネフィッシュ」などの小物たちを観察するマクロダイブにダイバーたちは視点を変え、
カメラレンズを変えての約1時間、小物三昧に満喫していました。
今夜はサンデッキでBBQディナー!満点の星空の下、焼き立てお肉やピザ、パスタ、連日釣れている新鮮なお魚を美味しく食しました。
その後、レンジャーの情報で今夜はヘレン島でカメの産卵が見られるかもしれないとのことで、早速レンジャーの誘導のもと島へ上陸。
いました!アオウミガメが涙を流しながら砂浜に卵を産み落としており、その生命の営みに皆さん感動されていました。
この島には多くの海鳥が生息していて真っ暗闇なのに鳥が飛び回るので、何名かの方が糞の爆弾を落とされて大爆笑!
イレギュラーで恐らく鳥が捕獲したであろう小さなカニを落されて髪に付いていたゲストもいました。

11月24日
この日もヘレンリーフ。朝一ダイブの替わりに昨夜訪れたヘレン島に再度上陸。昨夜は真っ暗でライトで照らした所だけが見えていたので今朝の景色は全くの別物。
さんさんと降り注ぐ朝日の光を受けての島散策。抜群に良いロケーションの中、多くの海鳥たちの激しい鳴き声を耳にしながら皆さん気の赴くままにお散歩、
写真撮影、ビデオ撮影をしていました。レンジャーたちのペットであるアオウミガメの子供、体長15cmくらいだろうかとても可愛く、普段ダイビングでは触ることが出来ないのをいいことに、ドサクサ紛れで掴み上げ一緒に写真撮影。
海鳥たちの一部の種は卵を砂地で温めており、レンジャーは「朝食にこの卵をどうぞ!」・・・と、「えっ?いいの?」
パラオ人スタッフは卵採取に奮闘し、沢山の卵をゲット!
1時間ほどの島散策を経て私たちは島を後にしました。
早速、採れたての海鳥の卵をボイルしたものを頂く。有精卵なので中には黄身が崩れているのもありましたが、
新鮮なものはまん丸とした綺麗な形の黄身でした。白身部分は半透明で弾力がある触感。ニワトリの茹で卵というよりはウズラの卵という触感と味でした。
本船は内湾からチャネルを通過して外側へ移動し、ヘレンリーフの西側でダイブ。
今日は昨日よりも透明度が良く50m以上はあったのではないだろうか。
グレートハンマーを狙いにリーフから離れた深場を流してペットボトルをガリガリ!・・・期待感が高まりましたが、残念ながら出ませんでした・・・。
気を取り直してリーフに戻り流すと、グレイリーフシャークやネムリブカ、タマカイ、グレートバラクーダなどの大物からクマザサハナムロ群、ウメイロモドキ群、スパインチークアネモネフィッシュなどの小物まで楽しめました。
セブクルーズ時のバリカサグ島やアポ島で見られる「ホシモンガラ」も発見しちゃいました!
番で仲睦まじく泳いでいる事が多く、オスの特徴はひげの濃いおじさんがひげそり後の青々としたアゴをしています。
さすがにメスは青ひげ面ではなく尾ビレの赤く縁取られています。
2本目、3本目はリーフ東側のポイントをダイブ。
潮当たりの良い張り出したリーフ付近を潜り、ギンガメアジ群のトルネード、バラクーダ小群、でっかいカンムリブダイの小群、タカサゴ類群や各種小物達。
締めにはマダラトビエイを見てエキジット。いや~とにかく楽しい、楽しい~。
今日も満足のいくダイビングが出来ました。
ゲストは気分良くシャワーを済ませて恒例のサンセットビール。サンデッキから見渡す360度水平線の彼方に沈む夕日を眺めながらのビールは至福の時。
今夜のイベントはパラオスポートお馴染みの「シップショップ」。
スタッフが面白トークで商品を販売すれば、ゲストはドッと笑いの渦!ゲストからツッコミやボケが入り、大いに盛り上がりました。
そしてパラオスポート号はヘレンリーフを後にし、最終目的地のメリル島に向けて出航。北へ約10時間の移動となる。

11月25日
本船は海況の影響で船足が伸びず、約1時間の遅れでメリル島に到着。
プルアナ島と同サイズの島で住人は1人。ドナルドの親戚との事。ここもヘレン島と同様に食料は完全自給自足で生活水は雨水貯水を利用。
この島の南側リーフは鉛筆の先のような尖った形をしているのが特徴的だ。あまり見ない地形でスロープ状である。他はドロップオフが多い。
やはり南西諸島はパラオ本島とは海の色が違う。ここメリル島も透き通るような「ブルー」で名付けました!「パラオブルー!」
島への到着は遅れたもののダイビングスケジュールには影響はありません!
早速、鉛筆コーナーを絡めたリーフ西側を攻めて行きました!豪快なドロップオフを気持ち良くドリフト。ハンマーを期待しながら潜っていましたが・・・またもや出ず。
2本目は鉛筆コーナーの東側をダイブ。何処までも見えそうな別格の透明度の中を流していると、ウメイロモドキ群、クマザサハナムロ群が周囲に集まってきて
私達を巻いてくれた。光に映えるこの魚達の鮮やかなブルーやイエローが、私達をうっとりさせてくれました。超感動です!
グレイリーフシャーク、ネムリブカ、ギンガメアジ群、オオメカマス群、バラクーダ群、マダラタルミ群、コーナー先端上層にはツムブリの群れなど、
ブルーコーナーで見られるお魚を一通り見ることが出来た。んースゴイ!
3本目は北西側をダイブ。とにかくこのポイントは亀が多すぎる!
大小のアオウミガメがあちこちから泳ぎ出して、一視界に入る亀の数が10匹以上という事もあった。恐らくこのダイブで50匹以上は見たのではないでしょうか。
これだけ見られると長生き出来そうな気分になって来ますよね~。そう思ったゲストもいたかと思います。
4本目は天候が悪くなってきたため安全を考慮して、1本目と同じ西側を潜る。
1本目で見られなかったギンガメアジ群、バラクーダ群、でっかいカンムリブダイ小群、タカサゴ群、タマカイを見て終了。
これでヘレンクルーズのダイブスケジュールは全て終了です。
とても楽しく満足のいくダイビングが出来ました!
パラオスポート号は、天候と海況が思わしくないためにマラカルへ向けて早めに出航。予定では約22時間の移動となる。

11月26日
本船はマラカルへ向けて走り続けるが、向かい風と向かい波でスピードが出ず、予定が大幅に遅れそうだ。
船内では行きと同様にDVD鑑賞やお話をしたり、お酒を飲んだり、クルーズの疲れを取るためにお昼寝をしたりなど過ごし方は人それぞれ。
夜10時、ようやくパラオスポート号はマラカル港に到着した。予定より6時間の遅れだった。
ゲストの皆さんは、そんなに疲れた様子もなく帰り支度です。
午後11時半、とうとう下船の時間がやって参りました。
スタッフ、クルーはこの瞬間がとても嫌です。
それまで楽しく一緒に過ごしていたゲストとの別れは非常に寂しいものです。
ゲストの皆さんも同様のことを言って頂きました。
空港でチェックイン後、ゲストお一人お一人と固い握手を交わし、出国手続き口に向かうゲストをお見送りしました。

2011年11月28日月曜日

早速出港!

一昨日ヘレンクルーズから戻り、今朝から早速通常の運航に戻っております。今朝給油して本船はジャーマンコーブに戻りました。 
ゲロン経由でダイビング、今日はマンタのクリーニングをラストダイブに堪能しています。

1:セントカーディナル
2:ゲロンインサイド
3:ジャーマンチャネル

何が出るか期待が大きいヘレンから戻り、定番ジャーマンチャネルでメアジやマンタを見るとホッとする感じです。


ヘレンリーフクルーズ報告 その1

20日から催行されたヘレンリーフクルーズのレポートです。数回に分けてご報告。
写真はお客様に頂いたもの、スタッフが撮影したものをフェイスブック上にアップ予定。お楽しみに。 

11月20日 
この度、パラオスポートは絶海の孤島、パラオ南西諸島クルーズを催行。このクルーズはパラオ本島より南西へ300km~500kmに点在す4つの島「ソンソロール」「プルアナ」「メリル」「トビ」とフィリピンの世界遺産「トゥバタハリーフ」より大きな環礁「ヘレンリーフ」を周遊するスペシャルクルーズ。 
パラオスポート号はゲスト22名、ダイブスタッフ6名、クルー10名を乗せてどんなクルーズになるのか期待を膨らませ23時に出航。マラカルから最初の目的地のソンソロールまで約300km、パラオスポートのスピードは約10ノット、約18時間の船旅になる。ソンソロール島到着は明日の午後5時頃の予定となる。ゲストは日本からの長時間に渡る移動の疲れか早々に就寝。明日からが楽しみですねぇ~。

11月21日
ひたすらパラオスポートは走り続ける。朝食後、スタッフ、ゲストは自己紹介。お名前、どこから来たのかと簡単なコメントをしてお互いを知るきっかけとなる。そのおかげか終了後も話が続き和気あいあい。
昼食後はゲストがそれまで撮ってきた水中ビデオ映像を音楽を付けて楽しく編集したものを鑑賞し大いに盛り上がる。
お昼寝する方、サンデッキで360度水平線の景色を眺める方、過ごし方は人それぞれ。
夕刻になり、やっとソンソロール島が見えてきた!ゲストはサンデッキから遠くに見える小さな「孤島」を眺め「ついに来たんだなぁ~」とこのクルーズを実体感した。
この日は早めに着けば1本のダイブをする予定だったが、到着が遅れたために島へ上陸することに。
ソンソロール島はドナルド、デウスの故郷でドナルドは6年ぶり、デウスは1年ぶりの里帰りとなる。昨年デウスは休暇を取り別の船で帰郷したばかり。島の住人はたったの18名。
島には日本の援助協力で衛星アンテナとソーラーパラ―発電機が設置してあった。衛星回線を使ってインターネットも出来るとのこと。生活水は井戸と雨水を溜めたもの。
先ずは島の小学校を見学。とても小さな学び舎でドナルドとデウスは、ここで学び育った。
次にデウスの生家、ドナルドの生家を訪れ、甘くて香り高いバナナをご馳走になった。
ドナルドが島で一番大きな樹木を紹介してくれた。その木は第2次世界大戦時に日本兵が木に登り、島周辺を監視するための監視塔として利用していたとのこと。樹齢が何百年か計測できないくらいに非常に幹が太くて背が高い木だった。
時間がなくて行くことが出来なかったが、もう少し足を延ばせば旧日本軍の機関砲があるという。
日が沈み、薄暗がりの中、島をあとにした。
夕食後、何やらダイブデッキが騒がしい。ダイブデッキに行ってみると島の人たちが、たわわに実ったバナナと高価なヤシガニをお土産に持って来てくれていた。それを見た島育ちのドナルドとデウスの野生心に火がついたのか懐中電灯を手にし、「俺たちも行くぞ!」と隣の島「ファナ」へ行きヤシガニ捕獲に奮闘。2時間後、ヤシガニ15匹を捕獲し大手を振って帰着。明日はヤシガニ・パーティ!
パラオスポートは23時、次の目的地の「プルアナ島」へ向けて出航!5時間の移動となる。
いよいよ明日から南西諸島でのダイビングが始まります!

11月22日
早朝プルアナ島に到着。ソンソロール島よりも小さな島でテンダーボートで島を一周すると5分足らずで回れてしまうくらい。
島の住人は10名足らず。
島の北側は大きなうねりがあるので潜るのは難しい。1本目は東側のポイントでダイブ。急なスロープの地形にはサンゴがぎっしりでとても綺麗だ。透明度は抜群に良く緩やかな流れの中をドリフトすれば、ウメイロモドキ群が煌びやかに通り過ぎて行く。ガイドがペットボトルをガリガリと鳴らしていると・・・なんと!大きなサメが深場から勢いよく垂直に上がってくるではないか!本島で見慣れているグレイリーフシャークよりもはるかに大きい頭をしていて・・・「こ、これはもしや、タイガーシャーク!?・・・頼むから体側に縞模様が入っていませんように・・・」ドキドキしながら体側の模様を確認すると、どうやら縞模様は入っておらず一安心。しかし!タイガーシャークの次に危険なサメとして知られる「ブルシャーク」和名で「オオメジロザメ」ではないか!体長は3m50cmくらいで、ずんぐりむっくりしているサメ。サメは近くまで来て我々を確認した後、何事も無かったかのように過ぎ去って行った。どうやら我々に興味がなかったらしい。ほっと一安心した直後、今度は2匹のシルバーチップシャークが我々の周囲をウロウロ泳ぎ回っていた。このサメは体長3mほどで、少々危険なサメとして知られている。10分ほどウロウロとした後は、どこかへ消えて行った。
シルバーチップシャークは2本目、3本目にも2匹ずつ出た。他には1mくらいのタマカイの子供が見られた。
プルアナ島、最後のダイビングとなる4本目の後半に流れが速くなってきた。「最後にパァ!っとスゴイものが出ればいいなぁ」と思いつつ安全停止に入っていると、出・出ました―!期待していたサメの群れ~!100匹以上のシルキーシャークの群れがゆっくりとダイバーたちの横を過ぎて行きましたー!大興奮です!
シルキーシャークは外洋性のサメで、あまり沿岸域には近付かないサメとして知られているが、さすが南西諸島。しかも群れとして見られるなんて何とも幸運!
皆、興奮も冷めやらぬうちにパラオスポート号は次の目的地「ヘレンリーフ」へ向けて出航。約11時間の移動となる。
そして夕食。昨日大量に獲れた「ヤシガニ」を茹でたものを提供。ゲスト、スタッフの目の色が変わった。パラオ本島ではなかなか手に入らない高価なヤシガニだけに、その価値は非常に高いもの。どんぶりにたっぷりのカニみそを惜しげもなくヤシガニの身につけて食す方、お酒のおつまみにする方、ご飯にかけてカニみそ丼にする方、シンプルにカニの身を味わう方と楽しみ方は人それぞれ。皆さん一口一口噛み締めながら味わっていました。
夕食後、ヘレンリーフで見られるお魚講座を開催。パラオ本島では見られないカエルウオ「アクセルロッドクラウンブレニ―」スズメダイ「フィリピンスズメダイ」ギンポ「タテジマヘビギンポ」クマノミ「カクレクマノミ」「スパインチークアネモネフィッシュ」「セジロクマノミ」など紹介。明日へ向けての期待感が膨らむお魚講座でした。

2011年11月17日木曜日

復旧するのか?

昨日復旧の見通しが・・なんて書きましたが、電気がまだしばらく掛かりそうなことを噂で聞きました。これから本格的に忙しくなる前になんとか直して欲しいものです。 

さて今日は朝一のコーナーから始めていますが、朝一で3匹、2本目で2匹のマンタクリーニングを見ています。この前の大潮からかなり小さな個体やブラックも出ているのでこのあとも楽しみです。 

1:ジャーマンチャネル
2:ジャーマンチャネル
3:ニュードロップオフ
4:ブルーコーナー

3,4本目ではミヤコテングハギの群れが出たようです。これも季節があり、その後ろに控えるサメの群れもかなり興奮しますよ。

2011年11月16日水曜日

ライフライン復旧の見込み

今朝朝一のダイビングを行なってから陸に帰って来ました。 水の方は復旧しおており、1日出ています。このあと明後日には電気も復旧するということでまずは一安心です。 今もショップは朝から電気が無いので、家とショップを往復して電気のある時間帯を追いかけて仕事しています。パラオ政府もかなり頑張ったのかな? 復旧早いし・・。 

1:ブルーコーナー 
2:ジャーマンドロップ 
3:ゲメリスコーラルガーデン 
4:ブルーコーナー 

今日は久しぶりにナイトダイビングを行いますが、いつもいるタイマイのオスは見られるかな? 

2011年11月13日日曜日

ブラックマンタ

今日はお客様1名。痛恨ではございますが、こんな時にいるお客様はラッキーですよね。さらに、水中もラッキーでジャーマンでは4匹のマンタと1匹のブラックマンタの捕食。昨日は1匹しか出なかったのに・・・。おとといは7匹の捕食でしたので、満月後はダメかな〜って思っていましたが、ブラックまで出てくれました!

またビッグドロップではサメがブダイを追いかけて捕食するシーンも見れたようです。

1:ブルーコーナー
2:ビッグドロップオフ
3:ブルーホール
4:ジャーマンチャネル

今朝船から上がり、また明日から船に行きますが、計画停電でショップが停電中。家は午後から電気があるので場所を変えながら仕事しています。

2011年11月11日金曜日

非常事態宣言

しばらく船に行ってきました。ブログがアップされていない・・。 さぼり・・?ではないです。 
先週停電があったのですが、パラオの火力発電所が一部爆発炎上。 それ以来、計画停電、取水制限が続いており、先日大統領が非常事態宣言を発令。 State of Emergency です。 午後船から戻り、お2階に聞いたところ、長ければ3ヶ月ほどこの状態が続くと・・・。マラカルにある発電所が稼働すれば来週には対象改善されるという見込みですが・・。 

 ホテル、レストランは発電機があり停電時には稼働しており、ほぼ問題なく、水も貯水槽を持っているので観光客のみなさんにご迷惑をおかけるする事はまずないと思いますので、ご安心ください。
会社はメールやネット環境が限られることから、返信連絡がない場合など、携帯電話にご連絡をお願い致します。 

 大変な時ですが、船に乗ってしまえばまったく関係のない話で、発電しているし、水も自前で造水しており、こんな時はかなりクルーズ船は楽チンです。 私も数時間しか陸にいませんが、明日船に戻ります。船、快適ぃ~♪ 

さて今日は午前中潜ってから帰ってきました。
ここしばらくは南風の影響で船が大きなうねりでどんぶらこと揺れておりましたが、天候、甲斐京はおおむね良好。 昨日ブルーコーナーでは棚待ちしている時にマンタが優々と泳いできました。ラッキー! 

さらに今日は・・・沖合に大きな影が二つあるな~ってボーッと見ていたら、イルカちゃんでした。それもパラオでは珍しくバンドウイルカでグレイリーフを従えて泳いでいたのですが、ゆうに倍の大きさはあり、3mくらいの個体でした。のんびり宙に浮いてこっちを見たりしておりましたが、バンカーを鳴らしたらスーッと沖に消えて行きました。 2日連続珍客登場でラッキーでした。 

 ジャーマンチャネルでは昨日からやっと大潮の補食が始まり、3匹を確認。今日はまだ連絡がないのですが、今日もたくさんのボートがいたので、みなマンタに満足していることでしょう~。

1:ブルーコーナー
2:ゲメリスコーラルガーデン
3:ブルーコーナー
4:ジャーマンチャネル

 しばらくブログのアップもままならないことになると思いますが、ご勘弁ください。 


2011年11月4日金曜日

切手シート

 ず~~っと前に、船内でも切手を販売していたことがあるのですが、郵便局にしばらく前から切手コーナーが誕生して、パラオの切手がお求め易くなっています。ファイリングされており見やすくなっています。 
魚やカメ、ジュゴンの切手、草花、鳥、爬虫類、ロックアイランドなど色々な切手がありますので、お好きな方はのぞいてみるとよいかと。 1枚3ドルくらいからきれいなシートが買えますので、お土産にもいいかもしれませんね。 ポストカードを日本に出すとすると1枚98セント。いつ届くのかちょっと不安ですが・・。 

今日のダイビングです。
1:ブルーコーナー ギンガメいっぱい 
2:ジャーマンチャネル マンタ捕食 
3:ジャーマンチャネル マンタクリーニング 
4:ジャーマンクリフ 

午後からコロールは大雨。1時間くらい降りましたが、前が見えないくらいの滝のような雨。海の方がそうでもなかったようですが、ショップ前の道は冠水しました。

2011年11月3日木曜日

文化の日、いかがお過ごしですか?

朝一のダイビングをセントカーディナルで行ってから本船は外洋に出ていきました。オモカン島でのビーチランチを挟んで午後からは西側でダイビングです。

1:セントカーディナル
2:ゲロンアウトサイド
3:ブルーコーナー
4:ジャーマンチャネル

今日は日本が文化の日でお休みっていう事を忘れておりました・・。パラオのカレンダーでは休日ではないので、日本に疎くなってしまいます。
パラオはハロウィンも終わり、そろそろクリスマス商戦が始まりそうです。

2011年11月2日水曜日

入港、そして・・・

いざ外洋へ! 
9月、10月の怒涛の大雨もここしばらく落ち着き、朝夕切れないお天道様が拝めるこの頃です。風も東寄りで安定してきており、そろそろ船を外洋停泊にする時です。今日は給油のため入港してきており、明日から本船を外洋に出してジャーマンコーブ停泊です。 
次の入港は18日を予定し、その後はヘレンリーフクルーズ。着々と準備しております。 
その前に16日間ありますから、この時期にペリリュー等にも足を延ばしておきたいと思います。

1:ブルーコーナー 行きと帰りにイルカの群れを船上からウォッチング 
2:ジャーマンチャネル マンタ4匹の捕食 
3:ヘルメットレック 
4:ショートドロップオフ 

船が外洋に停泊するとこちらも気分が変わってきます。ポイントへの移動も近くなり、楽チンですよ。 

2011年11月1日火曜日

パラオの酒事情

 パラオにはバドワイザーをはじめアメリカからのビールがいろいろ入ってきていますが、アサヒスーパードライだけは日本から入ってきており、発泡酒もアサヒから色とりどり入ってきています。 ビールに対する関税、酒税が緩いせいもあり、現在缶ビール1.10ドルで販売中。アメリカビールはもうちょっと高く、サンミゲルはアサヒより少しお安い価格。 
焼酎やワインは逆に税が高く、いいちこもパラオでは高級酒、フィリピンでは二束三文のタンデュアイラムも手を伸ばすのをためらうほど高価。 
日本酒一升もなんと50ドルくらいするのです。 
が・・・ 日本食コーナーに置いてある紙パックの2リットル入り日本酒はなぜか13ドルから18ドル。もしかして料理酒で関税とおしている??? パッケージには英語で何も書いてないので、さらに日本酒が紙パックに入っていることが想像できないのでしょう。 味や好みはともかく、日本酒がかなりお手ごろな価格で買えるのは酒飲みにはたすかりますね。 桃屋の酒盗や塩辛を肴にきゅっといっぱいしちゃいましょうかね。 
はぁ~酒の事になると前置きが長くなってしまいました。。。。 

1:ブルーコーナー 
 マクロ穴はヘルフリッチもアケボノハゼも所狭しとたくさん。 デウスは水中イルカを見たようです。
2:ジャーマンチャネル 
3:ブルーホール 
4:スモールフィッシュガーデン