熱帯低気圧が行ったり、次のが来たり（9月19～22日のログ）

いや～、どうも。

新月のカンムリブダイ以降、ずっとジャーマンエリアで潜り続けて、昨日、ようやっとチョットだけ事務所に戻りましたイトウです。

みなさんお元気でしょうか。

パラオは、台風の種みたいな熱帯低気圧が通過する度にやや時化～ベタ凪を繰り返しております。

それでは、ここ数日のダイビングをデータと簡単な所感で。

---------------Dive site Sep 19th
1st:Blue Corner
2nd:New Drop
3rd:Blue Corner
4th:German Channel

熱帯低気圧が近ずくもこの日までは天気も落ち着いていました。

海の中も良い感じ。

---------------Dive site Sep 20th
1st:Blue Corner
2nd:Big Drop
3rd:German Channel
4th:German Channel

天候が崩れてきたのはこの日。

3本目にブルーホールに行こうとしたら強烈な風で外洋が時化てきたため断念。

ジャーマンでもマンタ不在。天気が悪い時のジャーマンチャネルのマンタは出動率悪いなぁ。。。

---------------Dive site Sep 21st
1st:German Channel
2nd:Big Drop
3rd:German Wall
4th:German Channel

この日のパラオは完全に熱帯低気圧の支配下。

外洋に数度トライするも波が高く断念。まぁ安全第一です。
それでも、朝イチはマンタバッチリ見ましたし、カメがチュッチュしてるのも見たり。たまにはこんなのんびりダイビングも良いね！ って感じでしたｗ

---------------Dive site Sep 22nd
1st:Blue Corner
2nd:Blue Hole
3rd:Blue Corner
4th:German Channel

前の晩の時化が嘘のように凪いだ、台風一過じゃなくて熱帯低気圧一過だったこの日。
海の中も最高でした～！

と、これは程よい潮だった。22日1本目のお写真（TOYODAさんありがとうございます）。3本目は笑っちゃうくらいの激流でしたｗ

4本目のジャーマンチャネルでも、しっかりマンタゲット！

本当はもっと写真UPしたいんですが、熱帯低気圧の影響か、なかなかネットが重い。重すぎる～～～～～。

というわけで上のデータでご勘弁。

ちなみに昨晩はまた熱帯低気圧の影響で大時化でしたが、今はベタ凪です。

またインスタUPしますのでそちらもお願いしま~~す。




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9月のカンムリブダイ

どうも！　ジャーマンでブルーコーナーやらブルーホールやらジャーマンチャネルやら潜り倒した後、昨日からはウーロンエリアに移動してカンムリブダイの放卵を見ているパラオスポートより。

イトウです。
少しだけ事務所に帰ってきたのでブログUPしときます。

って、本当は9月17日にUPしたかったブログです。

や～～、パラオ電波悪いなぁ～～。

暗かったのと、動画からのキャプチャなので画像荒いですが、カンムリブダイの行進！
そして――、

放卵！！
見てますよ～～

というわけで今月もカンムリブダイの行進は大当たり！ 来月も楽しみだなぁ～。
そしてカメラ持って潜りたいなぁｗ

写真は9月のJAL直行便第1便のみなさま。ありがとうございました～～。

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女子二人旅の締めくくり（9月8日ブログ）

明日船に行くと、ジャーマン→ウーロンの往復に、嬉しいことにお客さまがたくさんいらっしゃるので、しばらくオフィスには戻らなかろう伊藤です。

と、いうことは。
ブログはしばらくUPされないかもしれない。ということですね～～
あっちで携帯の電波来てれば、FBかインスタはUP出来るかもですので、そっちでよろしくお願いします～～

今日は9月8日のログをお届け！

-------------------Sep 8th Dive site
1st:Blue Corner
2nd:Blue Hole
3rd:Blue Corner
4th:German Channel
気温：29度　水温：30度

前日のイマイチだった天気は一転。この日は好天のスタートでした！

明るいと見え方も違う。
ブルーコーナーは昨日よりエキサイティングでした。
写真のナポレオンがずっとついてきてて、このコの写真がいっぱいｗ。

日差しが差し込むブルーホールも最高でした。
写真を見てもわかるこのハシャギっぷりｗ
昨日の濁りも抜けて、この日はやっとブルーホール潜ったなぁ～という感じ。

旅のラストダイブはジャーマンチャネル。

昨日の空対空戦。（中層で捕食するマンタと一緒に泳ぐやつね）ではなく、この日のマンタは少しもったいぶってから、クリーニングステーションでの登場となりました。
地対空戦？
少し暗くしてシルエットで抜いてますが。
マンタの上にはタカサゴ系からサメも、無数の魚がシルエットで写っています。
天の光は全て星、ではないですが、頭上の影は全て魚。そしてマンタ近ッ！

上がってきてからの夕陽も見事でした。
この日のこのダイビングは1時間超えｗ
マンタを待ったり、出てきた後ゆっくり観察したり、グレイリーフシャークのクリーニングステーションにもサメがたくさんいました。
そしてこの日のジャーマンは貸し切り。旅の締めくくりなのもあってゆっくり潜っていただきました。

ありがとうございます！

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朝は雨だった、9月7日のログ

前日から、いや8月からずっと続いていた凪と快晴。
このままで行くと水不足が心配だったんですが、ジャーマンエリアに移動したこの日の朝の天候は雨でした。

-----------------Dive Site
1st:Blue Corner
2nd:Blue Hole
3rd:New Drop
4th:German Channel

気温：31度　水温30度

やや暗かったですが、ブルーコーナーはなかなかの魚影でした。

続くブルーホールは暗い×濁ってる、っていうコンディションでしたが、なかなかにたのしんでもらえました。

フチドリハナダイ（左）ミナミハタ（右上）昨年から居ついているモンガラカワハギの若魚（右下）

婚姻色で雄が動き回っているフチドリハナダイ、きれいでしたね～、写真は寄り添う雄と雌、お見事でした！

夕方のジャーマンでは捕食中のマンタと空中戦50分。

魚影の濃さとマンタのアグレッシブさが素晴らしかった！

明日もジャーマン滞在中。



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月がきれいですね、なんて（9月6日満月のブログ）

前日に引き続き、青い空、白い雲、凪の海が続いた9月6日。

ポイントまで走る間も、水面を滑走するテンダーボート上は物凄く気分が良いｗ

-------------------Dive Site
1st:Short Drop
2nd:Short Drop
Transfer to Ulong
3rd:Grass Land
4th:Ulong Channel
Transfer to German

気温：32度（体感29度）水温30～31度

 

水中も上々でした。

この日はマラカルエリアで2本。どちらも外洋で大物狙い。

3・4本目はウーロンエリアで砂地とチャネルに入ってきました。

水中はどこも上々の様子。

ダイビング後はジャーマンエリアに移動。

この日は満月でした。
ジャーマン停泊中にオモカン島の向こうに上がってきた満月です。

明日はブルーコーナーからの組み立て。
早くねよ～っと。


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ウォーミングアップ的な9月5日

凪の続くパラオより。

こんにちわ伊藤です。

---------------Sep 5th DiveSite

1st:Helmet Wreck
2nd:BouyⅥ
3rd:Chandelier Cave

この日乗船のお客さまと、

沈船→チャネル→水中鍾乳洞、というヴァリエーション豊富な組み立てのこの日。

（写真は上の段から
沈船（ヘルメットレック）
チャネル（ブイ6）
水中鍾乳洞（シャンデリア・ケーブ）
洞窟外のマンジュウイシモチとニシキテグリ
Shimauraさんありがとうございます！）

お客さまもパラオが初めての方なので、楽しんでいただけましたｗ

2本目のチャネルはチョット引くほど流れてましたけどねｗ

トビチャーターからの凪が続くのを祈って、明日からはウーロン・ジャーマンに潜りに行きます。

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楽園の海に生きるもの（8月の終わりの話、下）

前回と今回のブログを書いていて、”8月の終わり”という単語のもの哀しさに少しツボってる伊藤です。

”3月の終わり”というとなんか出会いと別れの慌ただしい感じだし、”12月の終わり”というと年末だし、”1月の終わり”というとその翌日は僕の誕生日だし（オット、）

そんな8月の終わり。

僕はほぼほぼ世界の果てと言ってもいいような場所にいました。

日本から飛行機で5時間（パラオに直行便で来るならね）
そこからおおよそ3ヶ月に1本しか無い現地政府のチャーター便に渡りをつけ（取り扱ってる旅行社は世界のどこを探しても）
その船でゆられること36時間（全て超弩外洋です）

たどり着くのが、パラオ南西諸島、トビ州。それとヘレンリーフです。

今日はヘレンリーフの話。

砂のみで出来た島は鳥の楽園であり、ウミガメの産卵も頻繁に行われています。

リーフのほぼ7割が保護区域に指定されているため、釣りはおろか、潜ることも泳ぐことも出来ません。（このリーフを守るためだけに、電気もガスも水道もないこの砂の島にレンジャーが常駐しています）

前回は、（結局ブログに書かなかった3月の話）

レンジャーの入江をスノーケルしてきました。↑はその時にレンジャーの桟橋の下にいたカワイイアジの群れ。

そして今回は、パラオスポートが停泊していたその下を、船底のチェックがてらタンク背負って行ってきました。

アンカリングした、この絶海の環礁（ヘレンリーフ）内側の水深は45ｍ。

普通に考えれば、根も無い、チャネルでもない、こんな環境にいるのは、ボートにたかる小さな魚くらいです。

ですが、船の下にはここは楽園の海なのだと納得させるような生き物が無数に漂っていました。

パラオスポート右舷側のペラ、ですが分かりますでしょうか？ たくさんのクラゲ。

水面付近から、

深い水深まで、（パラオスポート船底が写ってますが、周りの大小の影は全てクラゲです）

おそらく、海水浴場などでもよくいるミズクラゲだと思うのですが、環境の良さもあって非常に美しい。

そしてこの時も、僕はほぼ裸にBCD背負って潜っていたんですが、全く刺されませんでした。あえて触りはしませんでしたが、水中にアレだけいると避けようなどありません。これらがミズクラゲだとしたら毒もあるし刺しもしますが、ほとんど痛みはないはずの種類なので、そんなのも楽園の海の生き物っぽい。

凪の海に降り注ぐ太陽、何も無い海中に無数に群れ漂う海月（くらげ）。

これが楽園の海なのだ、と言われると、イルカやクジラがザバザバ泳いでいるラッセンの絵より僕には説得力のある、幻想的な光景でした。

潜水時間は、ほぼ60分。

データは一応取ってあるので、お約束は出来ませんが、楽園の海、ご希望の方はパラオスポートまで。


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土産はココナツ一つ（8月の終わりの話、上）

いや～、前回のブログを上げてから、ずっとですよ。

ずっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっと。

ベタ凪。

コレもんの――（パラオスポートボートデッキより）

コレもんですよ（パラオスポートダイブデッキより）

まるで湖のような水面。

青い空、青い海、白い雲。
干してあるクルーの洗濯物まで美しく……見えませんか？　ｱﾚ?

8月の後半のコンディションの良かったこと良かったことｗ

ダイビングしてりゃあいいのに、この週パラオスポートは、パラオ・トビ州にチャーターされておおよそ片道700Kmの大航海に行っておりました。

GoogleMapの距離測定で片道が694km。
赤いポイントがコロール。左下に伸びた白い線がおおよその航路です。
まさしく絶海の孤島、トビステイト（島）とその隣のヘレンリーフ。

この、僻地に行く方法はただ一つ、政府のチャーター便に乗ることです。（今回の僕らみたいなね）

コロールから里帰りの人と様々な物資（今回は、家畜の鶏から現地での建設資材、コンパネやらセメントやら）を積んで里帰りし、そして彼らの故郷の品を持って帰る。

そんな貨客船の旅です。

普段なら大時化・大揺れ、全員船酔いが定番なこの船旅ですが、今回はずっと凪でした。

恐ろしいほどの凪。

（※超弩外洋ですよコレ）

まるでアニメかなんかじゃないとお目にかかれないような本当のベタ凪でした。

航路は凪でのんびりし過ぎて写真は無く、荷物の上げ下ろしは慌ただしくてこれまた写真はなく、

終わってみれば、荷物置き場になっていたダイビングデッキにココナッツが一つ。

詳しくは、このベタ凪の航海が初トビクルーズだったMasa氏が報告してくれるハズなのでそれをお楽しみに！

明日からはダイビング行ってきます！！

凪よ、続け～～～～！！！！

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