2012年4月27日金曜日

第1クルーズ終了!


こんにちは。哲です。 

ついにスタートしましたトゥバタハクルーズ! 
今回はフィリピンの東側セブからスタートしトゥバタハリーフを経て西側プエルトプリンセサへ抜けるフィリピン大横断トランシションクルーズ。 

初日はネグロス島の近くにあるアポ島で2本のダイブ。 
世界遺産並みの素晴らしいサンゴ達が見られる「チャペル」パラオでは見られない数種類のスズメダイを観察。 
続いて「コゴン~マムサ」最初はゆっくりとした流れでしたが、途中から早くなりスリルあるドリフトダイブを楽しめました。 
ギンガメアジ群、イスズミ群を見た後に最後に見たものは・・・??? 
「パンツ!!」昔からある男性用のグンゼのような白いパンツでした!笑 

4/23 
2日目はスルー海の中央部のトゥバタハから北東側に位置するカガヤンシリオで3本のダイブ! 
島の南端付近を潜りました。1、2本目ともに東側のポイントを潜り「アオマスク」やナポレオンを見る。 
マダラトビエイもリーフ内に入って来ました! 
3本目は「サブウェイ」。トンネルを縦に半分切ったような地形。アドベンチャー気分で半トンネルをゆっくり進む。 
大きなウミウチワが印象的でした。 

4/24
最大の目的地「トゥバタハリーフ」に到着! 
北リーフの北東に位置する「バードアイランド」周辺を潜る。 
シャークエアポートからウォッシングマシーンへと緩やかな流れの中のダイブ。 
エントリー直後にブラックフィンバラクーダの群れに遭遇!個体の大きさは1.2~1.3mとデカイ! 
その後、ムレハタタテダイ群、ハナダイハナゴイ群、尾びれが黄色いピックハンドルバラクーダの小群を見て、後半にはまたもやブラックインバラクーダの群れに遭遇!やっぱい個体が大きいと迫力が違います。 
2本目はマンタ狙いでシャークエアポートに再びジャンプ! 
いましたー!小さ目のマンタがクリーニング。ダイバーがマンタを取り囲んでいるのにもかかわらず、全く気にもせずにクリーニングを続けていました。 
そして、ギンガメアジ群の大トルネードを堪能! 
その他、大きいロウニンアジはダイバーに興味を示しながら何度もかなり近くまで寄って来てくれました。 
さすが世界遺産のトゥバタハリーフです! 

4/25 
朝一ダイブはシャークエアポート。 
今日も朝から好調!昨日と同じ個体のマンタのゆっくりとした通過を見る。別チームはこれよりも大きめのクリーニングマンタを観察。 
深場には、大・中・小・合わせて4匹のマダラエイが一列になって泳いでいました。その中の1匹が仲間から離れて(正しくはダイバーが離れさせた笑)取り囲むダイバーの合間を行き来するのを写真に収めたり、ビデオを取るなどして楽しみました。 
浅瀬では朝日を浴びてキラキラ光るギンガメアジ大群を長時間観察。とても綺麗でした。 

その後、本船はマラヤンレックへ移動。 
ドロップオフ深場で60cm~70cmくらいのグレイリーフシャークの子供約50匹程度の群れを見ました。これが全て成魚だったらと思うと「ゾッ!」としますね。 

3本目が終わった後にレンジャーステーションに遊びに行き、レンジャーの方達の生活感あふれる家を拝見。 
ここでしか買えないトゥバタハのT-シャツ等のグッツを購入。自慢できる品物です。 

4/26 
早朝、本船は南リーフ南端のライトハウスに移動。 
1本目デルサンレックに潜る予定でしたが、流れが強すぎてポイント変更。トリガーフィッシュシティで潜りました。 
その名の通り、モンガラが多いポイントで主にキヘリモンガラが多く目立つ。まだ卵を持っていないので安全です。 
癒しの砂地を気持ち良くドリフトしていると、なんと!「イレズミフエダイ」が10匹弱いるじゃないですか! 
パラオのペリリューでもある時期にしか見られない「スーパー激レア」のイレズミフエダイをトゥバタハでも! 
・・・て毎年、トゥバタハでもこの時期に少々の群れが見られているんです。スゴイ所ですね。 

2本目こそはデルサンレックでダイブ。 
浅瀬のリーフ上でギンガメアジ群の大トルネードを長時間堪能できました。そっと上手に近寄ると逃げないので、いつの間にかこのトルネードに巻かれた方も! 

スタグホーンポイントでは、延々と続く見事なまでのエダサンゴの群生をドリフトしながらウォッチング! 

4/27 
早朝、本船は南リーフ北東にある「ブラックロック」に移動。 
海面から黒っぽい岩が出ていることから名づけられた。 
この1本でこのクルーズのダイブは終了になる。まだスペシャルフィッシュは出ていない・・・泣いても笑ってもこれが最後のダイブ! 
さぁ!エントリー!! 
透明度が良い中、癒しの砂地や枝サンゴの群生を眺めながらまったりダイブ。 
出るか、出るか!?スペシャルフィッシュ!?・・・?? 

で・で・出ません!スペシャルフィッシュ! 

トゥバタハの海に癒されて終了。 

スペシャルフィッシュは次のクルーズに期待しましょう!! 







2012年4月18日水曜日

只今、フィリピンです!

皆さん、こんにちは。
Tetsuです。
またまた久しぶりのブログアップですみません。

パラオスポート号はパラオから順調に航海を続け、予定よりも早くセブに入りました。 
次の日からパラオスポート号は、セブの各専門業者の沢山のスタッフと共に、より安全に航海ができるよう発電機のオーバーホールやエンジンの念入りな点検を実施。 
タンクチャージ用のコンプレッサーのオーバーホール、各装置や船を長持ちさせるために、見栄えが良くなるためにメンテナンスを実施をしています。 
そして今回は内装も手を加えています。 
サロン、通路、階段を従来の絨毯から見た目がタイルのような床材に張り替えています。 
客室通路の壁紙も交換をしており、只今、パラオスポート号は進化中です。 
客室の一室のバスルームもテスト的に変身中です。 

今回は限られた時間内で全てを行うことはできませんが、今年はトゥバタハクルーズ後にドライドックがありますので、その時には全てを完了させる予定です。 

今の所の予定では、客室床材の張替、バスルーム内装変更、全ての壁紙を変更する予定です。  
「予定は○定」です。笑 

このタイミングでナイトロックス・システムを導入する予定でしたが、工期の都合上の理由もあり使用開始はドライドック後のセブクルーズからの予定となりそうです。 

ところで、今のセブの天候は毎日が快晴で風も弱く、日中は非常に暑く感じます・・・アッチィです! 
セブに限らずフィリピン全体が好天に恵まれており、海況も抜群に良い事でしょう。 

いよいよ今週末には、第1クルーズが始まります。セブからスタートして、アポ島、カガヤンシリオ島、トゥバタハリーフを潜りながら経由し、トゥバタハクルーズの拠点となるプエルトプリンセサに着きます。 
フィリピンを東から西まで一気に横断するクルーズです。1クルーズで3か所の地域を潜る事ができる大変お得なクルーズとなっています。 

この天候が当分間続くと思われますので、順調でストレスのない航海、ダイビングができそうです。 
今から楽しみです。 

さて、このフィリピンクルーズに現地の助っ人スタッフがやって参ります。 
彼らを紹介しましょう。 

・エディソン―PADIインストラクター。日本語が多少でき、日本語講習、ガイドと経験が十分にあるベテラン。即戦力として期待ができる。 

・ケネス―PADIダイブマスター。2009年のフィリピンクルーズに助っ人として入っていた彼。日本語はあまりできませんが、即戦力となります。トゥバタハでは彼とタッグを組んだ時にジンベエを見ています。 

・アントン―PADIダイブマスター。シャイで優しそうな彼は、あまり日本語はできませんが水中ではとても頼りになり、皆さんをしっかりサポートします。 

皆さん、あまり胸を張って言える事ではありませんが、まだまだ空きがあるクルーズがありますので、是非お時間を作って頂いてトゥバタハクルーズ、セブクルーズにご参加下さいますようお願い申し上げます。 

因みに、5/26発、6/2発、6/9発のトゥバタハクルーズと7/18発、7/22発のセブクルーズはゲスト数が少数ですので、いつでも予約可能です。 
かえって空いているクルーズを選べば、船内もダイビングも込み合わずに快適ですので、私からの一押しです! 

皆様のご来船をスタッフ、クルー一同、心からお待ち致しております。

2012年4月6日金曜日

パラオ終了!

こんにちは、Tetsuです。
またまた久しぶりの投稿です。

先日、パラオスポートは8か月間のパラオ営業が終了しました。 
何事もなく無事に終了し、今度はフィリピンでの営業です。 
パラオスポート号は本日午後にフィリピンへ向けて出航しました。 
ここ3日間のパラオは天候、海況共に良好で順調な航海ができる事と思います。 
到着地セブまでは昼夜走り続けて3日間掛かります。無事に到着する事を願います。 

さて、配信メールでは水中リポートをお届けしておりましたが、ここで先月のペリリュークルーズについての「凄かったリポート」を簡単にしてみようと思います。 

イレズミフエダイ超大群はイエローウォールに決まった時期に集まりますが、それがこの時期です。 
そして、産卵は流れの速いペリリューコーナーで行われます。私達はリーフにつかまりイレズミフエダイの放卵、放精を観察。(激レアもの)生命の営みに感激しました。 
イレズミフエダイ達は毎日元気に励んでいました。笑 

そのイレズミフエダイの産卵中に、それはそれは大きなブルシャーク(オオメジロザメ)がウロウロ。 
大2匹、中1匹、小1匹の計4匹が代わる代わるイレズミフエダイの周辺をうろついていました。 
途中、大2匹が並んでリーフ上を泳いでいたのには感激! 
ゲストは写真やビデオ撮りに夢中になって、自分が無意識にブルシャークに近付いているのに気付かず・・・驚  
「○○○さーん、それ3番目に危ないサメですよー!」とベルを鳴らしてお知らせ。恐 

GTことロウニンアジはペリリューコーナー付近で群れます。 
今回も頻繁に見ることができました。凄かったのは、上記のブルシャークを見ている最中にロウニンアジ大群が遠くの方からやって来て、私達を取り囲みながら泳ぎ去って行きました。 
これは、ある意味、三冠です!!
・イレズミフエダイ超大群の産卵 
・ブルシャーク4匹ウロウロ 
・ロウニンアジ大群に囲まれる 
これが、同時に見られるなんて、物凄いラッキーですよ!!とっても幸せなダイブでした。 

そして、極めつけは・・・なんと!「ブルーマーリン」!!
イレズミフエダイの産卵を見ながらに浮上開始。リーフを離れた直後、出ましたー!「ブルーマーリン」 
深場から上がってきて私の目の前をゆっくり通過。激しいタンクバンカーの連打と共にカジキダッシュ! 
カジキはゆっくり泳いでいましたが、ダイバーは頑張って泳ぎました。 
途中、カジキは止まったりしたので追いつけるチャンス!・・・でもカジキはそれ以上近付かせてはくれませんでした。 
・・・と、今度は逆方向からまたもや「ブルーマーリンが!」 
先に見たカジキに向かって泳いで行きました。もちろんカジキダッシュしましたが、カジキはみるみるうちに小さくなっていきました。2匹のブルーマーリン、カッコ良かったです。嬉嬉 
ゲストも大喜びでした! 
 
今回は足は吊りませんでしたよー!笑 

今回のペリリューは、激流の時も多々あり「スーパードリフト」を体験。 
あまりにも流れが強いとスリルがあって面白いですが、お魚は多く見られませんね。 
程良い流れの中、気持ち良くドリフトして沢山のお魚を見た方が良いですね~。 

以上、「ペリリュー凄かったリポート」でした! 

皆さん、また来年もペリリュークルーズを企画しますので、ぜひ遊びに来て下さいね! 
お待ちしております。 
あ、フィリピンでも待ってまーす!